当サイトは旧東海道歩きとライカをメインとするブログ。そろそろ旧東海道の次の区間を歩きたいのだが、現在訳あって神社の鳥居をくぐることができない。ということで、ちょっと気になるライカ製品の話を。
旧東海道歩きでは、ライカM11に元祖か復刻の赤ズマロンを装着して撮影している。赤ズマロンはフィルム写真のような懐かしい描写が、いにしえの建造物などとよくマッチしていて旧街道歩きにぴったり。さらに28mmの焦点距離がスナップ撮影に丁度いい画角だと感じている。
そんな両赤ズマロンのうち、最近持ち出すことが多いのが1958年製の元祖赤ズマロン。私の個体はかなり良いもののようで、オールドレンズにありがちなくもりがなく、懐かしい描写ながらも芯がしっかりしていて、とてもお気に入りのレンズだ。
ただ、一点気になることが。フードがないのだ。
68年前のレンズでもコーティングはされているようで、逆光でもフレアゴーストに悩まされることはないが、それでもフードがあった方が安心。
ならば、復刻赤ズマロンに付属するフードを装着してみようとしたのだが、ブカブカで取り付けることができない。元祖と復刻では径が違うのだ。
ということで、往時の純正フードをマップカメラで調べてみると・・・なんと、136,800円(美品)。
どうやらSOOBKと呼ばれる元祖赤ズマロンの純正フードは、ライカマニアによるコレクターズアイテムになっており、近年中古品市場での値段が爆上がり中のようなのだ。
なぜにそんなに人気なのか。
答えはその見た目。SOOBKは縮緬焼付け塗装が施されており、表面はゴツゴツで一般的なレンズフードとは一線を画す、存在感抜群の魅力的な外観をしているから。

こちらが元祖赤ズマロン純正フードのSOOBK。私は実物を見たことがないが、写真だけでも驚くほどのインパクトをしているのがわかるだろう。
そんな変わったフードそんななら、ライカマニアの私としても、ぜひ手に入れたい。
ただ、バヨネット式やスクリュー式ではなく、被せ式の赤ズマロン用フードは脱落の危険があり、落としてしまう可能性のある136,800円のフードを、一日中付けて歩いていたら不安で仕方がなく、旅に集中できない。
ということで、お買い得な並品を探してみるも、どうにも見つからない。6,000本以上も製造された元祖赤ズマロンは、今でも人気が高く、鏡筒に対してフードが足りていないのだろう。
今後、お得な元祖赤ズマロン用純正フードを根気良く探し、手に入れた際にはみなさんにご報告したいと思う。

コメント