大福のブログ

M型ライカが旧街道歩きに最適な3つの理由と1つの大きな短所

私はライカM11を首からぶら下げながら、旧東海道を旅している。

高機能でオートフォーカス爆速のキヤノンEOS R5や、スナップシューターとして有名なリコーGRⅢも所有しているが、旧街道歩きに出かける際には迷わずライカM11を持っていく。

なぜ、レンジファインダーのマニュアルフォーカスで手ぶれ補正もない、手間の掛かるカメラを使用するのか。

答えはスナップに適していて、旧街道歩きでの撮影には特に向いているから。

ということで、今回はM型ライカが旧街道歩きに適している3つの理由と、1つの大きな短所について書いてみたいと思う。

目次

懐かしく印象的なJPEGの描写

ライカを使う上で一番気に入っているのがJPEGの描写。他のカメラではLAWで撮影してLightroomで現像するが、私の能力ではライカJPEG以上の描写を再現できず、旧東海道歩きの旅ではJPEGを使用する。

その描写はというと、明暗差がハッキリとしていてどこか懐かしく感じる、エモーショナルでノスタルジーな雰囲気。1950年代から続くシリーズだが、これは一貫した特徴だ。

そんな描写が江戸時代からの建造物が主な被写体の旧東海道歩き旅にとても相性が良い。芸術的センスまったく無しの私が撮影しても、雰囲気出まくりイイ感じに仕上がる。

スマホのレトロモードで撮影したら同じ描写が再現出来るって?いや、わざとらしいのは勘弁。本物のエモさがM型ライカのJPEGでは表現されるのだ。

撮影も一大イベント 被写体の印象が強く残る

M型ライカはレンジファインダーのマニュアルフォーカスで、さらに手ぶれ補正もないので、撮影が面倒クサい。が、これがメリットになる。

スマホやオートフォーカスのカメラだと、一瞬でパシャッと撮ってすぐに次の目的地へ向かうことになるが、M型ライカはフォーカスリングを慎重に回して二重像を合致させ、手ブレさせないように丁寧にシャッターボタンを押す。撮るのに時間が掛かるM型ライカは、その手間が楽しいのだ。

また、その間、ずっと被写体を凝視しているので、スマホやオートフォーカスのカメラよりも、被写体の印象が強く残ることになる。

旧東海道は街道に多くの見どころがあるが、それ以上に移動する時間が長く退屈。歩いた末にたどり着いたポイントで、大好きなライカをじっくり操作する撮影する所作が一大イベントになる。

とはいえ20km以上も歩くと、次第にレンジファインダーのピント合わせは煩わしくなり、終盤に陽が沈むと手ぶれ補正のないカメラでは心許なく、スマホに頼ることもあるのだが・・・。

威圧感がなくお洒落で軽い

私はライカM11の他にキヤノンEOS R5を所有しているが、ガッチリと手に馴染むグリップと、瞬時にフォーカスを合わせてくれる高性能モーターを搭載するレンズで、被写体を離さない。見たままを忠実に写すには最適なカメラだ。

ただフルサイズミラーレス機はどデカい。

私のもう一つの趣味であるサーキットでのレース撮影など、多くのカメラマンがいる場所ではいいのだが、街道歩きでそんなカメラで構えていたら威圧感が半端ないばかりか、周りの目が気になり恥ずかしい。

その点、M型ライカは小さく目立たなく、構えていてもほぼ威圧感がない。いや。むしろデザインが可愛くて、首からぶら下げているとセンスよく見られてそう(個人の感想w)。

また、M型ライカは軽量なのも大変にありがたい。

キヤノンEOS R5に24-105mmのレンズを組み合わせると約1.5kg。対するライカM11に現街道歩きの主力レンズであるズマロンM28mmを組み合わせた重量は700gにも満たなく、同じフルサイズ機なのにライカは半分以下の軽さ。

街道歩きは1日に30km近く歩くので、とにかく機材が軽いに越したことはない。

短所は高価

と、M型ライカのイイことばかりを書いてきたが、大きなデメリットが一つ。ライカは高い。

私が所有しているライカM11は2024年の秋に中古で購入したのだが、その時に支払った金額は110万円。同時に購入した中古レンズも合わせると、150万円あまり。良い中古車が買えそうだ・・・。

150万円を首からぶら下げながら歩いていることが、唯一のデメリットになる。

まとめ

ということで、今回はM型ライカが街道歩きのお供に最適な理由を書いてみた。

スマホの進化は著しく、写真やカメラに興味のない方にとってはそれで十分かもしれないが、写真にこだわるとM型ライカでの撮影は実に楽しく、描写はエモーショナルでノスタルジーなので歴史ある旧街道にある被写体がさらに引き立つ。

そしてクラシックなボディは品があり威圧感は皆無だし、小さく軽いので長距離を移動する旧街道歩きの負担にならない。

M型ライカは旧街道歩き旅に持っていくカメラとしては最適なのだ。

ただし、ライカの沼に落ちたら資金はたちまち火の車・・・。次はズミルックス50mmを狙っているのだが、87万円!相当な覚悟で手を出したい。

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