ライカズマロンM28mm F5.6購入記①復刻赤ズマロン購入の経緯

2026年2月にライカのズマロンM28mm F5.6を購入し、以来、街道歩き旅の主力レンズとして使っている。

ズマロン28mmと聞くと1955年発売の名玉赤ズマロンを思い起こす方も多いと思うが、私が購入したのはその名玉の復刻版。

なんだ復刻か、と思う勿れ。届いたズマロンは近年のレンズとはまるで違うクラシカルな佇まいで、瞬く間に満足感に満たされた。

ということで、今回は復刻ライカズマロンM28mm F5.6の購入の経緯について書いていくので、ご興味のある方はお付き合いを。

目次

2本目のライカレンズ購入の経緯

2024年10月、50歳を迎えた記念にライカM11を購入した。

これから財産を切り崩しながら、ライカの果てしない沼に落ちてしまうのかと思っていたが、最初に購入した現行のズミクロンM35mm F2.0 ASPH.で十分に楽しめており、レンズ沼にはハマらずにいた。

しかし、2025年の秋から旧東海道踏破の旅を開始し、35mmの画角では景色を十分に表現出来ず、もっと広い画角のレンズが欲しくなった。

人それぞれ好みの焦点距離は違うが、私は以前よりリコーのGRⅢを愛用しており、この28mmの画角が一番使いやすい。

ということで、Mマウントの28mmに照準を絞って探すことにした。

ただ、貧乏性の私にとって、それだけの理由では弱い。

ということで、2025年3月に開催された静岡マラソンで人生初のフルマラソン完走を果たしたので、その記念という名目で新たなレンズを購入することにした。

来月で1年になるが・・・まあ、いいか。

4本もある現行ライカの28mm 求めるのは軽く小さく懐かしく

早速、M型ライカの現行28mmを調べてみたところ、以下の4本が販売されていた。

  • ズミルックスM28mm F1.4 ASPH.
  • ズミクロンM28mm F2 ASPH.
  • エルマリートM28mm F2.8 ASPH.
  • ズマロンM28mm F5.6

同じ焦点距離のレンズが4本もラインナップされているとは・・・こんなメーカーは間違いなくほかには無い!

さて、この中から消去法で絞っていく。

私の今回の購入目的は、旧東海道踏破の旅用のレンズ。1日30km近く歩き、これからは薩埵峠や小夜の中山峠、鈴鹿峠などの難所が控えている。

なので、軽くて小さなレンズに越したことはなく、比較的大柄で重いズミルックスM28mm F1.4 ASPH.は旅の負担になるので今回は却下。28mmにボケなど必要ないが、時に日が暮れるまで歩くので明るさは武器だが、軽さには変えられない。

次にズミクロンM28mm F2 ASPH.だが、私はすでに35mmのズミクロンを所有しており、28mmもおそらく同じコンセプトで設計されているレンズ。焦点距離が近いので、やっぱり別の雰囲気を期待したいので今回は別のモデルとする。

ということで、残ったのがエルマリートM28mm F2.8 ASPH.とズマロンM28mm F5.6。

高価な非球面レンズ搭載で比較的明るいエルマリートM28mm F2.8 ASPH.だが、非球面レンズ非搭載でF5.6と暗いズマロンM28mm F5.6よりも相当安いのは魅力的。

大きさはズマロン程ではないにせよ、かなり小さいエルマリート。イイかも。

ただ今回は、旧東海道沿いのいにしえの名所旧跡を撮影することが購入の目的で、歴史的神社仏閣などを撮影するには、現代風のカリッカリの描写ではなく、ふんわりしたどこか懐かしさを感じる絵を期待したい。

そうなると、やっぱり名玉赤ズマロンのレンズ構成を再現したズマロンが、今回求める1本だろう。

現行ズマロンは圧倒的な小ささと軽さ、そして懐かしい描写に加えて、その見た目も最高。所有満足度まで満たしてくれる最高のレンズかもしれない。

中古のオリジナル赤ズマロンも!?

ということで、ズマロンM28mm F5.6の購入を決めかけたのだが・・・オリジナルは?

小さく軽くふんわり描写のズマロンを第一候補に挙げたが、考えてみるとオリジナルの名玉赤ズマロンも完全に私が求めるものと一致する。

さらに復刻ではなく、オリジナルの赤ズマロンの方が所有満足度もさらに高くなりそうだ。そう思いマップカメラで探してみると、玉数は豊富で、値段は復刻よりも10万円ほど安い。

アリだなあ、と、頭をよぎったが・・・冷静になり考えてみた。

何度も書いているが、今回の購入目的は旧東海道の旅のスナップ用。

私は江戸日本橋から、はるか西の京三条大橋を目指しているのだが、午後からは次第に西陽が強くなり、逆光での撮影が多くなる。

そんな中、逆光耐性の低いオールドレンズでは満足に撮影ができなくなることが予想される。

ということで、オリジナルはやむなく却下。最新のコーティングで冬の低い太陽の光にも打ち勝ってくれるであろう、復刻ズマロンを購入することに決めた。

最後に

今回は、赤ズマロンの復刻レンズ、ライカズマロンM28mm F5.6購入の経緯について書いてみた。

私の場合、旧東海道踏破の旅用のレンズという、かなり特殊な環境下での選定だが、街撮りスナップ用のレンズをお探しの方も少しは参考になったのでは、と勝手に自負している。

そして数日後、我が家にライカズマロンM28mm F5.6がやってくるのだが、開封の儀は次回で書いていくので、興味のある方はお付き合いください。

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